群馬が生み出す芸術品、伊勢崎銘仙を売る時は?
2015年11月23日
伊勢崎絣・伊勢崎銘仙とは
伊勢崎絣とは、「伊勢崎銘仙」とも呼ばれる著名な絣。
伝統工芸への指定は昭和50年の5月10日となります。
生産地は群馬県の伊勢崎市周辺、そして埼玉県の本庄市でも製作されています。
(引用:卯月の花「伊勢崎銘仙」)
伊勢崎絣の特徴といえば、やはり様々な見目麗しい絣模様ではないでしょうか。
手法は主に「括り絣」や「板締め絣」など様々な方法が使われますが、どの方法でも絹の独特な柔らかさを生かし、丁寧に製作されています。
特に古来より伝統的な方法といえば括り絣で、伊勢崎絣の代表格ともいえる有名な手法となります。
上記に挙げた以外の技法も様々存在し、例えば曲線の表現に特化した「解模様絣」、
経糸に型紙を使い、捺染を施す「横総絣」
そして経糸と緯糸ともに型紙を使い、捺染を施し織り上げる「併用絣」があります。
伊勢崎絣の原材料は絹のため、手入れにも気配りが必要です。
虫食いや湿気を避け、季節や着用ごとの陰干しを丁寧に行うとダメージを避けることができます。
状態が良い着物は買い取りの際にも高い値段がつきやすくなるため、将来は売却しても良いかな、といった価値のある着物があれば常日頃より保管状態には気を配っておくことをおすすめします。
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