無形文化財指定 染匠「小森久」とは
2017年01月09日
草木染で知られる染匠「小森久」
(引用:Yahoo!オークション「小森久 草木染 博多織」
今回は草木染めの染匠として知られる「小森久」さんをご紹介します!
小森久は1928年、筑前秋月(福岡県甘木市)で生まれた草木染めの染匠です。
草木染め一本で60年以上のキャリアを持ち、自ら「本・草木染」と名付けた高い技術と独創性が評価され、昭和50年には甘木市無形文化財に指定されました。
それ以来、博多織求評会や全国各地の織物品評会などで、内閣総理大臣賞をはじめとする数々の大賞を受賞。
草木染技術に関する日々の研究も、高い評価を受けています。
「同じ色は二度と出せない」という希少価値
(引用:Yahoo!オークション「小森久 草木染 博多織」
小森草木染手織工房の染匠・小森久によって作られた染物は、「同じ色は二度と出せない」ことから希少価値の高い存在になっています。
無形文化財に指定されている小森久の作品は、博多帯で20万円近くの高額査定になる場合もあります。
中には大賞を受賞した帯などの作品もあり、工芸品として価値の高いものを求める人のニーズに応えることができる染匠です。
自然が作り出す色合いはとても美しく、自然の草花で染色を行うため「まったく同じ色は二度と出せない」といった意味でも、小森久の染物は希少価値が高い存在となっています。
また彼は「自然のものは人の体にも良い」をモットーに、優しい素材を使って草木染めを行っているため、肌が弱い方たちにも人気がありますね。
小森久の草木染作品は、半幅帯の他に袋帯や博多帯や名古屋帯もたいへん人気です。
よって小森久の作品をお持ちなら、思いのほか高く売ることができるもしれません!
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