着物買取の流れは買取方法によって違う
着物の買取方法は、大まかに出張買取査定、宅配買取査定、店舗買取査定の3つに分かれます。
これらを複合的に実施している着物買取店もあり、お客様のスタイルによって最適な方法を選ぶことが出来ます。この3つの方法の中で最もおすすめなのは、「出張買取」です。何故なら、着物の生地はとてもデリケート。そのため「宅配買取」をしてもらうために箱詰めしたり「店舗買取」をしてもらために持ち運びしたりする際に、何らかの拍子で生地が擦れてしまったり、折りたたみのシワがついてしまったりすることが起こりえます。もしそうなってしまったら、着物の価値とともに買取価格も下がってしまいます。着物はサイズも大きくそれなりに重さがあるため、運ぶのはかなりの重労働。また、買い取ってもらう着物の数が多ければ多いほど、手間は増してしまいますね。雨の日に大切な着物を持ち出して車まで運ばなければいけないことは、なるべく避けたいものですよね。
また、持ち込んでも査定額に納得がいかず、再び持ち帰るというシチュエーションもあり得ます。そうすれば手間は倍になってしまいますよね。しかし出張買取であればそういったデメリットも払拭されます。目の前で査定が行われるので、疑問点があればすぐに聞くことが出来るのも大きなメリットです。どうやって査定されているのかを自身の目で確かめることで、安心感が生まれますよね。着物の思い出を語ったり、また作られた年代や着物作家のエピソード、柄が持つ意味など…今まで知らなかったことも知るきっかけとなります。大切な着物を売るわけですから、宅配などの見えない所で行われる査定よりも、やはり対面で丁寧に行われる査定の方が信頼出来ますよね。今の着物の価値を下げずに買い取ってもらうためには「出張買取」を依頼し、着物の取り扱いに慣れているプロに任せたほうがいいでしょう。
買取スタイルだけでなく、専門店の質や専門性も良く見極めるのが大切です。今まで大切にしてきた着物ですから、着物に関する専門知識が豊富な着物買取専門店に任せることが出来れば安心ですよね。本来の価値よりも低い値段を付けられて悲しい思いをしないためにも、着物の価値を適正に判断できる着物買取店に見てもらうようにしましょう。