着物の和装小物も、素材によっては高い買取額に!
2015年10月09日
和装小物で必需品ともいえる、かんざし。
最近はアンティーク着物が流行中なのもあり、着物で街を歩く若い方も増えているように見受けられます。
着物を着用する際は和装小物も合わせて揃えたいものですので、着物を処分する際にこうした和装小物はどうすれば良いのか迷ってしまうものですよね。
着物のかんざしや帯留めも、素材によっては高い買取り額となるのをご存じでしょうか?
高い価格で買取される和装小物も存在します
(引用:Amazon「血赤珊瑚 かんざし 虫食い」)
例えば、珊瑚。珊瑚は捕獲量に規制があり、現在出回っている珊瑚は昔に製作されたアンティークの品か、海外で製作された品物になりますね。
珊瑚の中で最も高い相場で買取されるのは、高知県の土佐で採ることが出来る”血赤珊瑚”。
珊瑚は”フ”と呼ばれる穴が開いている珊瑚はデザイン性が評価され、特にアクセサリー類などに使用されています。
”フ”があると珊瑚の重量自体が軽くなりますので、かんざしに加工しても髪から落ちづらく、装着感も快適なものとなりますね。
”フ”がある珊瑚は別名虫食い珊瑚とも呼ばれています。
珊瑚は他に着物の帯留めなどにも使用され、高い相場がつく血赤珊瑚の他、赤珊瑚や桃色珊瑚、白珊瑚や紅珊瑚などの種類があり、和装小物に加工されている例も様々です。
(引用:弘法さんと私「花御所車 象牙 帯留め」)
他にも和装小物に使用されている素材で高い買取り価格がつくのは、象牙などがありますね。
象牙の輸入は現在ワシントン条約で規制されており、国内で非常に入手しづらい素材となっています。
アンティークの和装小物などは象牙で製作されているものも多く、精巧な彫刻が施された帯留めなども人気ですね。
象牙は硬度があまり高くなく加工しやすい素材のため、アンティークの和装小物であれば象牙で作られることも多く、人気の素材だったようです。
和装小物や着物小物に使われるほか、眼鏡などに使用される鼈甲も高い価格がつきますね。
着物買取店でなくとも、珊瑚や象牙、そして鼈甲など価値ある素材の買い取りを行っている買取店であれば、こうした和装小物もお金に換えることが出来ます。
価値ある和装小物を複数お持ちであれば、着物買取の他に宝石類などを複合的に買取ってくれる買取店も存在しますので、
着物買取店のリサーチの他、併せてこうした買取店の利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
- かんざし
- 和装小物
- 和装小物買取
- 帯留め
- 着物小物