人気の着物作家、志村ふくみさん
2015年10月09日
作家物着物は高い価格で買取されます
(引用:はじめての志村ふくみ「光の湖 志村ふくみ 東京国立博物館蔵」)
本日は、人気の着物作家さん”志村ふくみ”さんをご紹介します!
志村ふくみさんは重要無形文化財である、紬織の保持者としても知られています。
志村ふくみさんは、31歳の時に母の影響で織物を始めたそう。
1957年開催の日本伝統工芸展に初出品にもかかわらず入選、その後も受賞を重ねて特待者となった実績をお持ちです。
今まで野良仕事の際に着用されることが多く、どうしても評価されづらかった紬織の着物を芸術品として製作し、国内外問わず評価の高い志村ふくみさん。
現在は京都に工房を持ち、現在も精力的に活動を続けていらっしゃる着物作家さんですね。
草木染めで製作される紬織の着物が特徴で、作家の手により染め上げられ独特の優美さを醸し出しています。
自然に敬意を払い、共存する姿勢で製作されている着物です。
志村ふくみは着物の展示会も随所で開催されており、染織りで製作された着物の切れ端となる”小裂”も併せて観ることが出来ます。
他に随筆家としての活動も盛んに行っており、賞も受賞するなど才能溢れる着物作家さんとなりますね。
志村ふくみの着物の買取相場は総じて高く、価値ある着物であると評価されています。
着物買取店の作家物着物の買取項目を見ても、必ず志村ふくみの名が掲載されているほど。
どの着物買取店でも高い価格で買取ってもらえる着物だと思いますが、着物の知識が豊富で、専門性のある着物買取店に依頼すると良い買い取り額となることと思います。
参考サイト
- 作家物着物
- 志村ふくみ