喪服着物は買い取ってもらえるの?

喪服着物は買い取ってもらえるの?

2015年10月21日

着物買取

中古着物市場においては、なかなか厳しい喪服着物…


着物買取においては、需要が高く人気がある着物ほどに高い価格がつく傾向にあります。
その反対となる喪服の着物は着用の場が限定されるため、どうしても需要が薄くなってしまいます。
訪問着や留袖、振袖といった他の着物であればイベントやパーティ、結婚式などの場にも着用することができ汎用性が高い着物となりますが
喪服の着物を着用する機会というのは、葬儀のみに限定されますよね。
そのため着物買取においても、買取対象に喪服着物は入っていないことが多いのです。

喪服の着物には家紋が入っているというのも、需要が低くなる大きなポイントです。
友人たちとのパーティと違い、葬儀の場は親戚や血の繋がりのある親しい人々が沢山集うものです。
自身の家紋を知らない親族外の方であれば紋付のレンタル着物であっても、別の紋が入っていても重要視されることはありませんが
親戚が集うとなると、家紋の違いはどうしても気になってしまうものです。
そのため喪服の着物の紋は、きちんと家ごとの紋を入れておくという方も多いですね。
日常で葬儀はあまり訪れることのないシチュエーション。レンタルの喪服を一回のみ活用するという方が多く、中古の喪服を購入する方もあまりいらっしゃらないようです。
このような理由から需要があまりなく、着物買取においてもあまり高い価格が期待できる着物の種類ではありません。

なかには買取対象の着物買取店もあります


しかし豊富な販売ルートを持っている大手の着物買取業者であれば、喪服を買い取ってくれるお店も存在します。
査定の依頼を出す前に、ホームページなどで喪服着物が買取り対象であるか確認しておく必要がありますね。



  • 中古着物
  • 喪服
  • 着物買取
TOP