買取されたリサイクル着物、いったいどうなるの?

買取されたリサイクル着物、いったいどうなるの?

2015年10月02日

着物はてな

ningyou (引用:「着物のはぎれ ロイヤルショップ 店主のブログ」)

リサイクル着物はどう活用される?


大切な着物を売ったときに気になるのは、やはり今後どう活用されるかではないでしょうか。
愛着のある着物であればある程に、その後の行方が気になるものです。

リサイクル着物は、そのまま着物として着られる場合もあり、以前にご紹介した「たんす屋」のように、店頭やネットショップで売られるのが一般的です。
状態が悪く着物としての着用が望めない品であればハギレとして再利用され、洋服やバッグ、ブローチやアクセサリー、そしてぬいぐるみ等にも使われています。
着物の素敵な柄を生かしたバッグなどの小物へと、ご自身でリメイクする方もいらっしゃるみたいですね。


着物のリメイク・リフォーム・リサイクル


状態が一部のみ悪く、うまく縫製できそうであれば、近年人気の「二部式着物」へのリメイクにチャレンジしてはいかがでしょうか。
二部式の着物は着付けが非常に簡単で、旅館や割烹など着物を仕事着とする職場でも愛用されています。
着付けの手軽さから着物好きの間に近年どんどん浸透し、最近は日常でも見られるようになりました。
最初から二部式の着物として販売しているものもありますが、実は少し裁縫ができれば、自分でリメイクすることも可能なのです。
傷みが見られる箇所が一部だけ、といった着物でうまくリメイクできそうであれば、自身で二部式着物へと作り変えてみてはいかがでしょうか。
購入したものの丈が短い着物であっても、二部式着物にリフォームするとちょうど良い着丈で着用することが可能です。

依頼すれば通常の着物を二部式着物へとリフォームしてくれる業者も存在しますので、そうしたお店の力を借りるのも良いかも知れませんね。
しかしハサミを入れてしまうと着物買取においては非常に低額か、もしくは買取対象外となってしまいますので、買取を予定している着物であれば実施しないほうが賢明です。



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