着物の帯にも様々な種類があります
2015年09月08日
(引用:アンティーク・リサイクル着物のオンラインショップ からん)
着物を売りたいと思ったときは、着物一着だけでなくやはり不要な和装小物なども一緒に売ってしまいたいもの。
着物買取店によって、和装小物も買取対象としているお店がありますよね。
帯も買取対象となっている買取店であれば、お手持ちの帯も高価買取してもらうことが出来ます。
本日は、着物の帯の大まかな分類について執筆していきたいと思います。
袋帯と名古屋帯
袋帯は最も格の高い着物となっており、表地と裏地を縫い合わせ、袋のようになっているのが特徴です。
フォーマル向けの帯とされており、合わせる着物は一般的には振袖や訪問着、留袖などになりますね。
名古屋帯の種類はおおまかに分類すると2つあり、時代とともに寸法が変わっています。
九寸名古屋帯はその名の通り、仕立て前の幅が九寸なのでこの名称で呼ばれます。
未仕立ての状態で販売されているのが特徴で、織りと染めの帯が存在します。
染めの九寸名古屋帯は普段着やお洒落用として着用し、織りの帯は格式高い図柄であれば訪問着や色留袖などの準礼装にも使うことが出来ます。
八寸名古屋帯はお太鼓の部分を折り返し、帯芯が入っていない作りとなっているのが特徴です。
この八寸名古屋帯は別名「かがり帯」や「袋名古屋帯」と呼ばれたりします。
小紋や紬などの普段着に用いることが多いのですが、格の高い図柄であれば例外的に準礼装に合わせることもあります。
着物と同じで、帯の買取も保存状態がものをいいます。
春と秋の湿気の少ない日に陰干しを行い、湿気によるダメージを予防するようにしましょう。
そして加工で金箔や銀糸が施されている場合は、変色を予防するために薄紙をあててから収納すると良いでしょう。
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