沖縄の伝統工芸”首里花織”とは
2015年10月23日
独自の文化を育んだ沖縄、色鮮やかな”首里織”
本日は、沖縄の伝統工芸品である”首里花織”をご紹介します!
(引用:那覇市伝統工芸館「伝統工芸の歴史 首里織」)
首里花織のはじまりは、約500年前にまで遡ります。
当時の沖縄の城下町として栄えた首里で織られた織物のことを指し、この土地ならではの価値ある首里花織が沢山存在しています。
原材料は絹糸はもちろんのこと、麻や芭蕉糸などを使用。
染めを施す染料は沖縄ならではのテカチや琉球藍、そしてグールなどが使われており、沖縄の温暖な気候で育まれた工芸品だといえますね。
中には貴族専用の織や王族限定の織など、首里でしか製作されていない織も存在し、希少価値の高いものとなっています。
かつて琉球王朝の城下町であった、首里。
現在も首里花織は高級織物と名高く、昭和49年に本場首里の織物が沖縄の無形文化財の指定を受けるなどの実績もあります。
古来より愛される、価値ある織物であるのがよくわかりますね。
首里織の買取の際は証紙を用意しておきましょう
首里花織の他にも沖縄の織物は”琉球織物”とも呼ばれ、個性豊かな着物や和服、和装小物が様々存在しています。
ほかにも琉球ガラスなど、沖縄には工芸品が沢山。”工芸の宝庫”とも称されるほど、独自の芸術をはぐくんできた土地となります。
首里花織は絣や半巾帯など様々な和装に用いられていますが、伝統工芸の基準を満たした首里織には証紙が付属されています。
首里織の買取りの際も証紙を共に出すことで、高い買い取り価格が期待できる着物となっています。
参考サイト
- 伝統工芸
- 沖縄
- 首里
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