芭蕉布の着物は今が売り時…高価買取が期待!
2015年10月31日
沖縄の歴史と伝統”芭蕉布”の着物とは
本日は”芭蕉布”の着物をご紹介します。
産地は沖縄で、麻とは少し異なった独特の風合いの織物。
100年以上もの間、沖縄で愛されてきた着物となります。
沖縄の温暖な気候にとても合う、涼しい着物のため盛夏の時期に使用される和服となりますね。
(引用:着物倶楽部「着物について 芭蕉布」)
芭蕉布の製作工程は重要無形文化財にも登録されており、非常に手間がかかる着物となります。
芭蕉布と繊維を糸芭蕉より取り、その糸で織られた着物のことですが、
その原材料である芭蕉の木が近年減少を続けているため、非常に価値が高騰しています。
そのため芭蕉布の着物は、今がまさに売り時ともいえるでしょう。
沖縄はかつてより独自の文化を形成してきた島。
本州ではなかなか見ることの出来ない独特な織が沢山ありますね。
有名な着物作家の方も沢山いらっしゃり、例えば首里織の宮平初子さん、祝嶺恭子さん、
そして川平織の深石美穂、読谷山織の池原ケイ子さんなどが手掛ける着物も価値があり、買取価格も高いものとなります。
芭蕉布の着物であれば、宮古島芭蕉布の西筋ヒデさんでしょうか。
作家物着物の買い取りの際は、共に証紙も見せるようにしましょう。製作の証明となり、高価買取が期待できます。
参考サイト
- 作家物着物
- 着物買取
- 芭蕉布