「大島紬」についてご紹介
2015年08月05日
こんにちは!
本日から着物に関するブログを書いていくことになりました。
着物の素晴らしさを広めていくことが第一の目的ですが、己の知識も深められたらと思っております。
皆様どうぞ宜しくお願い致します!
着物の女王「大島紬」
さて本日は、「大島紬」について紹介しますね。 大島紬とは着物の女王と称されるほどの価値があり、絹織物の最高峰に君臨する着物です。 もちろん買取額も高い値がつきます。 (引用:龍郷町「大島紬」) 大島紬は、鹿児島県の奄美大島の特産品。 手作業で作られた平織の絹布で構成される、格調高い着物となっています。 大島紬に使用される絹布は、手で紡いだ絹糸を使用し 泥染めと呼ばれる手法で染められたものが使われています。 この泥染めは、奄美大島だけで行われる染色方法となっています。 大島紬の歴史は、なんと1300年以上も前から。 734年の東大寺の献物帳にも記載されている、歴史ある着物です。 大島紬と呼ぶには条件があり 絹が100%使われていること、平織であること、 さらには先染手織りであること、 手作業の締機・手機で絣の加工を施していることが挙げられます。 この定義は昭和の55年、通産省が大島紬を伝統工芸品に指定する際に決められたもの。 とても時間と手間をかけて製作されているのが分かりますね。 大島紬の買取では、証紙があると更に高い値がつきます。 証紙とは着物生地の製造元が発行している紙で、詳細と押印が押されています。 大島紬を買取って貰う際には、証紙も共に持ち込むようにしましょう。参考サイト
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E7%B4%AC
- http://www.tumugi.co.jp/tsumugi/oshimatsumugi.html
- http://www.town.tatsugo.lg.jp/kankou_bunka/tokusanhin/ooshima.html
- 大島紬
- 着物