着物のニーズの変化にともない売れ筋の着物にも変化が起きています。 今回はどんなものの売れ行きが変わっているか紹介していきます。

訪問着・付下げ

こちら二つは売れ行きの上昇を感じます。 理由はキレイな柄が多くお洒落目的に着る方からの需要が高いからでしょう。 顧客を40代以下にしているお店の需要が高いイメージです。

紬

個人的な感想ですが、紬に関しては売値が落ちてきている感じがします。 紬を売る際に重要な証紙の有無は大きく関わりますが証紙なしなら ネットオークションや市場で安く取引されている光景をよく見かけます。 しかし、塩沢紬や牛首紬など貴重なものは想像以上に値段がついたりもします。 紬は50代以上で落ち着いた着こなしをする方に人気があります。

羽織、コート

羽織、コートはほとんど値段が付かないです。 着る方も少なく生地の再利用などで買取しているところもありますが、 大きい金額になることは少ないです。

上記のように購入時に高ければいいということではなく、 今現在の需要がどうなっているかが売却金額には大きく関わってくるので注意しましょう。 あとは、お店側の顧客事情も金額に関わるのでそちらも考慮して売り先を考えてみるのが高額買取の秘訣です。