作家物の着物には高い値段がつきます!
2015年09月14日
作家さんが手掛けた着物は高く買取りされます!
着物買取において高値で買取されるのは、状態が良い着物、正絹の着物、そして”作家物”の着物があります。
紬などの普段着の着物でも、有名作家が手掛けた着物であれば高い価格で買い取りされます。
人間国宝に認定された作家さんの着物の価値は非常に高く、相場も総じて高いものです。
例えば紬作家の佐々木苑子さんは、平成17年に人間国宝の認定を受けられています。
普段着の紬だからといって安くで買取されることはありません。
作家ものや伝統工芸の貴重な着物であれば特別な高額査定が受けられることもあり、買取価格も高いものになります。
作家物の着物の特徴といえば、やはり「落款」ではないでしょうか。
落款とは画家などの作家さんの署名のこと。着物にももちろん落款があります。
そして落款がついた着物は、作家の分だけ高価になります。
絵画や食器などには贋作、つまり偽物が数多く存在しますが、着物において贋作の存在がほぼありません。
何故なら、製作に非常に手間がかかるから。
しかし絵柄が全く違うにもかかわらず、落款のみ真似ているといった偽物も中にはあるようです。
オークションなどで作家物の着物を購入する際は、気を付けたいものですね。
高級な着物の買取において特に重視されるのが、証紙の有無。
着物を着用するのに証紙は必要ありませんが、着物買取において証紙があるのとないのとでは、買取価格に大きな差が出てしまいます。
高級な着物を売りたいと思ったら、まずは証紙の有無を確認するようにしましょう。
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