着物の”洗い張り”とは?
2015年10月10日
たまにはやっておきたい!着物の”洗い張り”
着物買取の際は、着物の状態が綺麗である程に、そしてコンディションが良好である程に高い買取り額がつきます。
そのため普段から着物のコンディションを保つためにお手入れは必要不可欠。
状態を良好に整えておくと、買取の際に有利に働くだけではなく袖を通すときも気持ちの良いものですね。
本日は、着物の手入れにおける”洗い張り”をご紹介したいと思います。
洗い張りとは、着物の縫いを一旦ほどき、反物の状態にもどして洗浄する方法です。
専門店にていのお手入れになりますので少しお金がかかってしまいますが、着古した着物の風合いを取り戻すことが可能で、汚れも落ちるので着物が蘇ります。
新たな着物を購入するよりも安価に抑えられ、更には仕立て直しの時に裏地を変更したり八掛けの色を変えることが出来、着物の印象を変えることも出来ます。
着物の洗い張りはすぐには出来るものではないため、期間が1か月か2か月ほどは必要となります。
しかし依頼するお店によって納期が早いところもありますので、ご自身の予定に合わせて選ぶことが出来ますね。
羽織や着物コート、そして長襦袢までも洗い張りが可能な和服となりますので、大切な着物をいつまでも綺麗に着用することが可能です。
しかし本島大島紬や結城紬など、そして色が滲みそうな着物は別料金がかかってしまうこともあります。
着物の高価買い取りのコツは、何といっても着物の価値とコンディション。
大切な着物であればいつまでも綺麗に保っておきたいものですので、着物買取をお考えでない方でも、洗い張りの手入れを視野に入れてみては如何でしょうか。
参考サイト
- 洗い張り
- 着物の手入れ
- 高価買取のコツ