鹿児島は、大島紬の本場です

（引用：ICHIROYA着物　楽天市場店「着物　大島紬　鹿児島産」）

鹿児島大島とは、鹿児島県を産地とする大島紬のひとつ。

鹿児島大島が作られはじめたのは、明治21年にまで遡ります。
鹿児島へ戦争により疎開していた、奄美大島の紬の織屋さんが現地で紬を製作したのが始まりとなっています。
今では鹿児島大島は、生まれである奄美大島産の紬を大幅に上回る倍以上の生産量となっています。
そのため大島紬といえば殆どがこちらの鹿児島大島となりますね。

（引用：ICHIROYA着物　楽天市場店「着物　大島紬　鹿児島産」）

奄美大島の大島紬と鹿児島大島紬の違いは、証紙を見れば一目瞭然。
奄美の紬の商標は、地球の印で鹿児島産の大島紬は日本の日の丸の旗と、商標が全く異なっています。

大島紬の着物の買取相場も高いもの

大島紬の作成工程は、大きく分類しても約30もの工程にのぼるそう。
図柄のデザインから実際の完成まではおよそ半年以上もかかります。
現在は伝統的な泥染めを施した大島紬だけではなく、例えば白大島など様々なバリエーションが生み出されています。
大島紬生地のスーツなども発売され、人気を集めているそうです。

大島紬は着物買取でも高い価格がつき、相場も高いもの。
大島紬であれば奄美大島産の紬でも鹿児島産の紬であっても、必ず証紙が付属されています。
着物買取の際は証紙も共に提出すると着物の品質証明や産地の証明となり、スムーズな高額買取へと直結します。
着物を保管するときでも、証紙を紛失してしまわないよう気を付けたいものですね。

参考サイト

• http://oshimatsumugi.com/