長襦袢は着物買取で売ることができる？

着物買取業者によっては、着物だけでなく和装小物も共に買い取ってもらえる買取店も存在します。
和装小物で着物の着用に必要不可欠なのが、長襦袢ですよね。
長襦袢とは着物の下に着る、薄手の着物のような形状をしており、大切な着物に汗や汚れが付着するのを防ぐ役割があります。
着物の汗染みはなかなか取れにくいものとなりますので、大切な着物を着用する際には長襦袢を忘れないようにしたいですね。

長襦袢は着物の下に着用し、肌に直接触れるもので、いわば下着のような役割も果たします。
着物の下に着用し、汗や皮脂を吸い取って着物へのダメージを軽減してくれる長襦袢。
着物買取店によっては長襦袢を買い取ってくれるお店もありますが、長襦袢の買取価格は状態に大きく左右されます。
現在は量販店やデパートなどで、手頃な価格で長襦袢を入手できるようになりました。
そのため染みなどがあったりすれば価値がほとんどないと判断されてしまい、安い値段の買取か、あるいは無料での引取となってしまいます。


着物買取において重宝される長襦袢は、実は男性用のもの。
男性に向けて製作された長襦袢は女性のものと違い、意匠が凝られたものが多く販売されています。
そのまま室内着として着用してもおかしくない程のお洒落な長襦袢もあり、そうした長襦袢であれば通常のものより高い価格での買取が期待できます。

通常の長襦袢であれば、着物と共に買取依頼を出すと良いでしょう。
和装小物のみの買取は受け付けていない着物買取店であっても、着物とセットであれば買い取ってもらえる場合もあります。
近年は化繊で作られた長襦袢が安価で入手できるようになった為、中古の長襦袢の需要は殆どないというのが現状です。
そのため前述した男性用長襦袢のようにこだわりの意匠が施されていたり、化繊でない長襦袢であれば買取対象となる可能性が高いといえます。

長襦袢の買取は、お店によって買取対象・買取対象外の差がはっきりしています。
長襦袢の買取をお考えであれば、着物買取店への事前の問い合わせや買取項目の確認は必須といえますね。