どんな着物が高く売れる?

どんな着物が高く売れる?

2016年06月14日

着物買取

着物に詳しい人ならある程度自分が持っている着物の価値を認識されている方も多いと思います。 しかし、嫁入り道具で仕立てのみの方や親戚からのいただきものなどで価値はおろか、いつ着るものかもわからない方も多いのではないでしょうか?

そんな方のためにご自宅で判断できる範囲でいくつか紹介していきます。

証紙の有無

証紙は簡単にいうと産地などを証明してくれる「登録商標」です。 ダイヤモンドなど、宝石でいうところの鑑定書になります。 昔は中国物など精巧に作られた産地偽装の紬が取引されていました。 中にはプロでも見抜けないほどのものもあります。 なので、証紙の有無は大きく買取金額にかかわってきます。

落款の有無

落款(落成款識)は着物の作家名や工房名などが衽や衿に記載されています。 記載されている文字が読めるのであればそこからどんなものなのか調べることも可能です。 読めない場合でも、基本的に落款がないものよりはいいものと判断してもいいと思います。

仕付け糸の有無

着物に興味のない方なら、当然着る機会もなく、今だに仕付け糸がとおったままの方も多いのではないでしょうか? これは新品であることが目に見えてわかるので高額になりやすいです。
※着用後にクリーニングや直しで糸をとおす場合もあります。

仕立てのサイズ

女性の平均身長が昔に比べ高くなっているので大きいサイズのほうが高値で取引されやすいです。



売却を考えている方はお店に問い合わせする前に一度確認してみてください。

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