名古屋帯の種類により買取相場も様々です

名古屋帯の種類により買取相場も様々です

2015年10月24日

着物買取

20130723_838493 (引用:リサイクル着物 着物和總「リサイクル名古屋帯 染め帯」)

名古屋帯にも様々な種類があります


名古屋帯は袋帯よりも簡略された帯となるため、かつては袋帯より格下でした。
一般的には正装には適切でないとされていますが、例えば織り名古屋と呼ばれる名古屋帯や、金糸や銀糸などがあしらわれたフォーマル向きの名古屋帯も存在します。

名古屋帯の長さは3m~4mほどで、袋帯よりも短いものとなります。
名古屋帯の種類は大きく分けて、

  • 織り名古屋
  • かがり名古屋
  • 染め名古屋
などがあります。

織り名古屋帯は前述のようにフォーマルな場でも着用できる帯で、金糸や箔がデザインにあしらわれているものが多いです。
形もしっかりとしており、佇まいも凛々しい姿となりますね。

かがり名古屋帯は、結びのお太鼓となる両端をかがったもの。日常着で締められる帯となります。
紬織のかがり名古屋もありますので、着物との組み合わせも楽しいものですね。

染め名古屋はその素材も様々で、ちりめんのもの、塩瀬のものなど多岐に渡ります。
塩瀬はそのなめらかな手触りが心地よく、ちりめんはそのシボが良い風合いを醸し出します。
染め名古屋帯の多くはカジュアル向きとされ、紬や小紋、そして付下げと合わせられることが多いですね。


高い買取額が期待できる、価値ある名古屋帯とは…?


高値で買取される名古屋帯の種類といえば、例えば博多織の名古屋帯や希少な南部茜染の名古屋帯は、非常に高い買い取り額となります。
人間国宝の方が手掛ける帯も高値がつき、相場も総じて高いもの。
証紙が付属されていれば、名古屋帯買取の際には共に持ち込むようにしましょう。

名古屋帯の買取の際は、その状態も重要です。
綺麗な状態であればあるほどに需要が高く、買取額も高いものとなりますので、日ごろから帯の手入れは欠かさないよう心がけたいものですね。



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