着物の草履にも「格」があります

着物の草履にも「格」があります

2015年08月26日

着物はてな

着物に合わせて草履も変える


留袖や紬、訪問着などの記事で、着物についての格は少し触れました。
しかし和装に欠かすことが出来ない小物「草履」にもTPOごとに格が存在し、特に礼装においてはある程度の決まりがあります。
着物と合わせて和装小物も買取対象としている着物リサイクルショップも多く存在していますので、不要な草履があれば共に買取ってもらうことも可能です。

黒留袖や振袖などの礼装の場であれば鼻緒と台が同色のもの、そしてかかとの高さが5センチ程度のものを選ぶと良いでしょう。
色のコントラストが薄い、段重ねの草履もよく合います。
段重ねの草履でコントラストがはっきりしたものは少しカジュアル寄りになってしまいますので、同系色のもの、色の差が目立たないものを選ぶようにしましょう。

色留袖や訪問着、付下げなどの準礼装の着物であれば基本的には礼装用の着物と同じもので構いませんが、
華やかな場であれば金や銀があしらわれたもの、エナメルやパール加工が施されたものが良いとされています。

普段着である紬や絣、そして浴衣などであれば特に決まりはありません。
最近ではサンダルのようなデザインのもの、ビーズがあしらわれたものなどお洒落な草履が発売されているので、自由に着物とのコーディネートを楽しめます。
逆に礼装用の格式高い草履は、着物とのバランスを考え避けたほうが良いでしょう。


デザインだけでなく、かかとの高さも


かかとの高さでも、草履の格がある程度決められています。
一般的にはかかとの高い草履の方が格が高く、低いものは日常向けとされています。
特に格の高い着物は裾を長めに着付けされますので、あまり低い高さの草履を合わせると着物の裾が地面と擦れてしまいますので、
着物の傷みを予防する目的もあります。
逆に普段着の着物であれば裾を短く着用しますので、かかとの低い草履や下駄がよく合います。
浴衣を思い浮かべていただけるとわかりやすいですね。

どのような着物にも合う汎用性の高い草履といえば、やはり白っぽいものかクリーム色でしょうか。
濃い色の草履は着物と合わせづらいという方もいらっしゃいますが、黒や木目のものなどであれば汚れが目立ちにくいという利点がありますね。



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