手間暇かけて染められる、鹿の子絞りの着物

手間暇かけて染められる、鹿の子絞りの着物

2015年10月27日

着物はてな

着物の”鹿の子絞り”とは?

kanoko (引用:Wikipedia「鹿の子絞り」)

鹿の子絞りとは、くくり絞りの中のひとつの手法。
絞り染めの中では最高級といわれる染の方法です。
鹿の子絞りという呼び方の他にも、目結染と呼ばれることもありますね。
目結の由来は、絞りを施す目をひとつひとつ指で摘みながら絞ったことから。
中央部に生まれる小さな丸は、鹿の子絞りならではの染によって生まれる図柄です。

鹿の子絞りの生まれは。京都の辺り。そのため京鹿の子との名称で呼ばれることもあります。
正絹に、鹿の子にて染めあげた”京鹿の子絞”は、京都の伝統工芸にも指定されていますね。 どうして鹿の子絞りとの名称がついたのかというと、布を糸で縛ってから染を施し染め終えた後で糸を解くことで、まるで鹿の背のような斑点にて染め上ることから。
振袖に多く採用される染ですが、他にも着尺地や羽尺地としても用いられることもありますね。


鹿の子絞りの中でも、特に総絞りの着物に高い価値が!


鹿の子絞りの着物の種類でいえば、特に”総絞り”と呼ばれる全体に鹿の子絞りが施された着物は価値があり、高い価格で買取りされます。
総絞りの着物は、最高級のぜいたく品と称されることもあるほど。
なんと25万粒もの絞りが施される総絞りの着物もあり、非常に手間のかかった染め方であることがわかります。

鹿の子絞りの着物の価格は、その価値はもちろんですが、着物の状態にも大幅に左右されます。
鹿の子絞りの振袖や着物をお持ちの方は、価値ある着物ですので、なるべく綺麗な状態で保存しておくと良いでしょう。



参考サイト

  • 京都
  • 伝統工芸
  • 振袖
  • 総絞り
  • 鹿の子絞り
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