博多帯の高価買取のコツ・その歴史

博多帯の高価買取のコツ・その歴史

2015年10月20日

着物はてな

博多織の”献上柄”とは?


博多帯といえば、江戸時代の献上品。福岡県の黒田藩から幕府への献上品だった帯として有名です。

献上柄とは、1600年に黒田長政が博多を領有するようになってから幕府への献上品として考案された帯のこと。
元々は仏具であった「独鈷」と「華皿」の紋章に手を加えた図柄となり、元々は華皿浮け柄や独鈷と呼ばれていたようですが、
幕府への献上品であったことから”献上柄”との名称が定着しました。
ちなみに独鈷とは、真言宗で用いられる煩悩を砕く法具のことだそうです。

角帯の中でも博多帯は、袴やフォーマルな場・そして普段着などでも着用できる帯の為重宝されます。
正絹の博多帯であればずり落ちにくく、張のある締め心地で気持ちも引き締りますね。
どうして強い締め心地が良いとされたかというと、当時の武士は腰に刀をさしていました。
そのさやが簡単に抜けてしまわぬよう、強く定着させることのできる博多帯を愛用していたのです。


博多帯の高価買取なら、ぜひとも証紙付きで


syousi (引用:着物と和装小物の店 市川 「男物着物 正絹角帯 博多織 角帯濃紺色 献上柄」)

本筑博多織の献上柄博多帯には、このような証紙がついています。
博多帯の買取の際は、証紙の有無を事前にチェックしておくようにしましょう。
着物の高価買取の際には、証紙があると品質が保証される為、評価も高くなります。



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