加賀友禅の巨匠 「談議所栄二」と「能川光陽」

加賀友禅の巨匠 「談議所栄二」と「能川光陽」

2016年12月26日

着物はてな

加賀友禅を築いた巨匠「談議所 栄二」

 談議所栄二「梅に秋草文様」 (引用:日本伝承染織振興会 談議所栄二「梅に秋草文様」

加賀友禅の巨匠「談議所 栄二(だんぎしょ えいじ)」さんをご紹介します!
談議所 栄二は、1899年に石川県金沢市で生まれた加賀友禅の作家です。
大正初期に岡本光谿に師事することで加賀友禅を習得し、1947年には日展特選を受賞しました。
加賀友禅の人間国宝「木村雨山」に次ぐ巨匠といわれ、草原の繊細な描写は木村雨山を凌ぐものがあると評判があります。

加賀友禅を築いた巨匠「能川光陽」

能川光陽「ホノルルの花」(引用:加賀友禅の現在を築いた巨匠たち)

もう一人の加賀友禅の巨匠「能川光陽(のがわ こうよう)」さんをご紹介します!
「談議所 栄二」と同じく大正初期に岡本光谿に師事していますが、木村雨山にも師事していたといわれています。 加賀友禅の作家として知られる能川光陽ですが、現代の加賀友禅を代表する作家「柿本市郎」の師だったことでも有名ですね。 96歳の長寿を全うするまで、「空間」を巧みに生かした構図の作品が多いのが特徴です。加賀友禅界の重鎮とも呼ばれています。

加賀友禅を築いた巨匠として知られる二人の作家達。
有名作家として知られていますので、この二人の作品である着物を売る時は高価買取もできます。 もし対象の着物をお持ちなら、着物の買取専門店で一度査定してもらうと良いでしょう。

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